谷間の世代の家造り

サッカーだと谷間の世代。家を建てた感想とか、同時期に立て替えた実家との比較など

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グラスウールと発泡ウレタン 二年間過ごした感想

我が家と実家の断熱工法

 我が家:グラスウール 16k 床断熱工法

  実家  :現場発泡ウレタン 基礎断熱(基礎まで発泡ウレタン)な

 

月に数回実家に行き、月に1回は宿泊するので、二年間で感じた違いを

書いてみたいと思います。

ただし、これは100%私の主観です。サンプルもそれぞれ1ずつなので。

冬の過ごしやすさ

 

 冬は圧倒的に実家(発泡ウレタン)の方が過ごしやすいです。

 気密性の差が圧倒的に違うのだと思いますが、一度エアコンで暖めると

 寒くなるまでの時間がまったく違います。

 特に差を感じるのが、浴室。

 窓の大きさとかもあるのですが、洗い場とか脱衣所の寒さが驚くほど違います。

 浴室は基礎断熱効果もデカイのだとは思いますが。

 

夏の過ごしやすさ 

 夏の過ごしやすさは、僅差で我が家(グラスウール)かな。

 夜、エアコンを切った後の室温の上がり方が小さいと思います。

 気密が低いってのもあるかも。

 実家(発泡ウレタン)は体温や家電の熱(TVとか冷蔵庫の熱)で

 室温が上がりやすい感じがします。

 外気が下がっても家の中の温度が高いのも実家な感じがしています。

 

夏と冬、どちらの過ごしやすさをとるか

 これは自分の後悔事例でもあるのですが、冬の快適性を考えて

 家を造るべきだと思います。

 私は夏に家の設計などを始めたので、どうしても夏の過ごしやすさに

 目が行って、冬の過ごしやすさを蔑ろにした部分があります。

 声を大にして言いたい。

 「家は冬快適に過ごせるように造った方がいいよ」

 

なぜ冬か

 どれだけ高断熱高気密と謳っていても、夏は冷房、冬は暖房が必要です。

 で、どちらがコストがかかるか。

 間違いなく冬の暖房の方がコストがかかります。

 

 夏の場合

 ・外気温:35℃ ・快適な室温:27℃ ⇒ エアコンで調整する温度:8℃

 冬の場合

 ・外気温:0℃ ・快適な室温:24℃ ⇒ エアコンで調整する温度:24℃

 

 どちらがエアコンがんばる必要があるかは明白ですね。

 

夏場に家造りを始めた方は気をつけてくださいね~。

 

 ちなみに、基礎断熱にはデメリットもあるのは理解して採用してくださいね。

 白アリ対策とか。